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自分にとって面白い本は、その世界にのめり込み、集中して一気に読むものと、
読み終わるのがもったいなくて、少しずつ読み進めるものと、二つある。
中山可穂の小説は、僕にとっては完全に前者であり、
これまで読んだどんな本も、それは変わらなかった。
ただ、この著者にとっての初のエッセイ集は、ゆっくりと少しずつ…の後者だった。

中山可穂
祥伝社
発売日:2011-03-15

彼女の恋愛観を知り、『感情教育』 を再読したくなった。
今読めば、きっと違った印象を持つだろう。

作家としての生活や、山本周五郎賞を受賞した際の心の動きや、
読んでいるだけで凄まじさがわかるブエノスアイレスへの旅や、
京都へ引越しするまでのエピソードなど、気軽に簡単に読める割には、結構体力を使った。
さすがに中山可穂だ…と思った。

うまく言葉にできないけれど、何故、彼女の小説に惹かれるのかが、
少しわかったような気がする。何かが似ているのだと思う。
その何かを言葉や文章にしてみたいけれど、今は難しい。

ひとつだけハッキリ彼女と同じなのは、京都に住んでみたいという点かな。
彼女はそれを実現したけれど。
まぁ、住むことはできないけれど、行くことはいつでもできる。
読み終えた今、京都にとても行きたくなっている。
素敵なカフェでゆっくりと本を読みたいな。
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