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僕はずーっと気になっていた本なのだが、まさか芥川賞を受賞するとは思わなかった。

でも、受賞する前に読んでおいて良かった。
僕が読んだのは、発表されてから既にかなりの話題になっていた時期だ。
まぁ、だからこそ読んでみたくなったわけだし。
ただ、話題になる本を避ける傾向がある僕にしては珍しいことであった。
でも、芥川賞を受賞した後だったら手にしなかったかもしれないなぁ。

内容を簡単に言うと、クラスで孤立してる女の子と男の子の話だ。
これがまたどうしようもない二人なのだが、
そんな二人のどうしようもなさが、僕のどうしようもなさと重なった。
こういう表現はどうかと思うが、それが何だか楽しかった。

セリフが多いんだよね。
実際にはそうでもないのかもしれないけれど、僕は "多い" と感じた。
でも、それが良かったのかな。
書かれた文章のリズムが自分の感覚と凄く合っていて、とても読みやすかった。

誰もが「自分にでも書けそうだ」と思わせる小説。
でも、誰もがこうは書けないのだろう。


綿矢 りさ / 河出書房新社(2003/08/26)
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