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1993年に発表された、山本文緒初のエッセイ集だ。

僕は彼女のエッセイが大好きである。女性なのだが、そのモノの見方や考え方、
スタンス等が驚くほど似ていることが多いからというのが理由のひとつである。
ただ、そういったことを抜かしても、単に作品としても十分に面白いと思う。

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彼女のエッセイ集の中には、必ず「これだ!」という章、
または一節などがあるのだが、この本にもそれはもちろんある。

僕が1ヶ月に読む本は、小説だけとっても3~5冊はあるが、
これにマンガや雑誌を入れればかなりの数になる。
しかし、すべてが新しいものということはなく、
ほとんどは過去に読んだ本を何度も読み返すのである。
新しい本だけとなると、月に1~2冊かな。

山本文緒自身は「読書の重大な欠点(?)」と書いているのだが、
それが僕と同じ「同じ本を何度も読むのが好きなのだ」ということなのである。
他人はどうなのかはわからないが、例えばミステリーや推理小説だって、
結末や犯人やトリックがわかっていても、面白いものは何回読んでも面白いのである。

ある作家が「人生は限られているから一冊でも多くの本を読みたい。
同じ本を二度読んでいる暇は無い…」ということを言っていたらしいが、
当然彼女はそのつもりは無いようだ。
その作家の言うことはわかるが、やっぱり僕も彼女と同じかもしれない。

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