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ルネ・マグリット

「読書の秋」ということで、本を読むことが楽しくなる季節。
僕もそれに倣って…であるが、秋になるとどうしても本棚から引っ張り出すものがある。
所謂一般の本というわけではないが、いつもこの季節になると見たくなるのがルネ・マグリットの図録だ。

過去、マグリット展に足を運んだのは二度。
94年の秋と、02年の夏。
両方とも僕にとっては印象が強い個展だった。

  CIMG4434.jpg

マグリットとの出会いは、僕が小学生の頃である。

子供の頃に大好きで読んでいたマンガのひとつである「魔太郎がくる!!」。
僕はこの作品で初めてマグリットに出会ったのだ。
その絵は「ピレネーの城」だったはず。一発で惹きこまれた。

それ以来、ずーっとこのベルギーのシュールレアリズムの画家のファンだ。
実際にその絵を目にしなくとも、本等で作品を観ることだけでも十分に刺激的だった。

とりわけ「光の帝国」という作品が強烈だった。
この絵を初めて観た時、「これは自分だ」と思い、
大袈裟でなく身体にびび〜んと電気が走ったくらいである(笑)。

あまりにも有名なので説明不要だろうが、夜の街の風景に白い雲と青空が広がる…という絵。
これに「光の帝国」とタイトルしたセンス。素晴らしいと思った。

仲井戸麗市や忌野清志郎の曲と同じように、この絵は僕に大きな影響を与えてくれたもののひとつである。

後年、本物のマグリット作品群を目にしたときは本当に興奮した。
そして「光の帝国」と出会った時は、
まさに初恋の人にやっと巡り合えたような気持ち…というヤワラさん状態だった(笑)。

CIMG4438.jpg

今日は暑かった…。
やっと秋めいてきたと思ったら、ちょっとだけ夏に戻ったようだ。
夏もまだ往きたくはないらしい。

帰宅してこの図録のページをめくる。独特の季節感に満たされる。とても不思議な感覚。
活字を追うのもいいけれど、好きな絵をただ見つめるという、こんな読書の秋もいいものだ。
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2件のコメント

[C62]

マグリット良いですね。
ダリとは違った感じの不思議さがありますね!

[C63]

ミュジニーさん

コメントありがとうございます。
マグリット、良いです。最高です。まったく飽きることがありません。

>ダリとは違った感じの不思議さ
ダリについては私は詳しくないんですよ。
ですから、ちょうど上野の森美術館で「ダリ回顧展」が開催されるので、足を運ぼうと思っています。
  • 2006-09-10
  • Blue1981
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