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昔から日記を書くことは嫌いじゃなかった。
中学の頃から20代の終わりまでは、ほぼ毎日ノートに記していた。

山本文緒も自身で”日記フェチ”という程、様々な日記を記し続けていたようだ。
それは作品であったり、ホームページのダイアリーであったり、プライベートなものであったり…。
この「そして一人になった」は、彼女が離婚を経て一人暮らしを始めた一年間を綴った日記エッセイだ。

僕は日記を書くのが好きなので、当然読むのも好きである。
人の日記を盗み見るのは、例えそれが良くないことであろうと誰でもやってみたいことのひとつだろうし。
そういう意味でも日記というものは面白い。
もちろんこれは作品として書かれているので、ノンフィクションであろうとも、
読み手を意識したものである。だから余計に面白い。

僕はこのエッセイで、山本文緒に対しての評価が決定的になったと言ってもいい。
内容によっては、自分の日記を読んでいるんじゃないかと錯覚するほどであった。
それほどにモノの見方や考え方が似ている部分が多かったのだ。

一時期は、このエッセイ風な書き方で、自分の日記風な文章を書いていたことがあるし、
今でもたまにそれは顔を出す。それほど影響も受けた。

山本文緒は、小説ほどにエッセイは評判がよろしく無いような感じだが、僕は大好きである。


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